グルーバッグの本が出版されるまで(1)
様々な手芸・工芸に携わっている方の中には、
「いつかは自分の本を出版したい!」と思っている方が
少なからずいらっしゃると思います。
確かに自分の仕事が1冊に本にまとまるのは嬉しく、
又とても便利に使えそうです。
今回出版される『縫わずに素敵なグルーバッグ』が、
どのような経緯を経て校了までこぎつけたのか、
備忘録として又誰かの参考になるかもしれないと思い
書き残しておこうと思います💛
何回かに分けて書きますので、読んでいただけたら嬉しいです♪
【グルーバッグの本が出版されるまで(1)】
新型コロナウイルスが世界侵略しようとしていた、昨年3月半ば
「グルーバッグの本を出しませんか?」という内容のメールを、
KADOKAWAの担当の方から頂きました。
当時は定期レッスンとJGBAの運営で手一杯で、
「現在は無理ですが、いつか状況が変わりましたら・・・」という旨のお返事をして
お断りさせていただきました。
出版するとなれば、本の為の新作を作らなければならず
スケジュール的に無理だと思いました。
(もしかしたら、私が怠け者だから???)
1つの作品をレッスン出来る形にする迄作り込むのは、それ相応の時間が必要なので、
本誌に必要な作品数は20作品程度と考えると、やはりお断りせざるを得ない状況でした。
しかしこの後、今日まで続くコロナ禍に!」
誰もが想像できなかったレベルの大災厄になるとは。
緊急事態宣言、人流減少、飛沫感染が声高に叫ばれるようになると、
教室での対面レッスンは、状況が落ち着くまでは不定期としました。
となると、皮肉なことに時間の余裕も出来て、新しい作品をや今後の展開を考えたり
今までと同じやり方を続けていくよりも、新しいことを始めたいという気持ちが強くなってきて
楽しみ半分、仕事半分でカッティングマシーンを購入したことで、
フェイクレザーの作品作りに発展したり、バッグ作りのヒントになっていきます。
自分自身の気持ちの変化を感じ始めていたそんな今年の春、
再びAさんから出版オファーのメールをいただきました。
Aさん「その後状況はどうですか?」
私「一度お話伺います!」
ここから1年越しのプロジェクトが動き出すことになりました♪
次回へ続く・・・
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生地は当日お選び頂きますが、モコ生地をご用意いたします。
9/30発売の『縫わずに素敵なグルーバッグ』にも掲載される
カルトンもケント紙も使わない、JGBAオリジナルの縫わないソフトな
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