グルーバッグの本が出版されるまで(6)
グルーバッグの本が出版されるまで 6
『作り方』ページ制作のために必要なのは、
作り方はもちろんですが、
先ずは必要な材料の提示です。
ファスナーや金具、表地、裏地、芯地、持ち手等など
生地の分量は、型紙を置いてのり代をプラスして、
更に余白も含めての必要な分量を算出
これが結構めんどうで~
この不確定なスペースがどの程度必要か、明確な基準を持っていないので
(無地布と柄布でも余分の取り方違いますよね~)
校正の入る都度、計算して確認して、「やっぱり足りそうだから、大丈夫!」と
自分に言い聞かせながら、頑張っていました😂
教室では生徒さんに対して、必要最低限の数字を伝えれば
適当に余分の生地を用意して下さいますが、
本の場合はそうはいかないので、
当然ながら、全くの初心者の方でも必要な材料を不足なく確保できるように
提示しなければならないです。
書籍をご覧くださった方、「こんな分量必要なの???」
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
すみません、余分プラスしてます💦💦💦
(洋裁の裁断みたいな感じといえば、分かりやすい?)
「足りなかった!!!」とクレームがあると大変なので、
充分多めに記載してます。
又、エルコロなどは4センチ幅の太めのリボンを飾りに使っていますが、
制作する時、たまたま家に在庫のあったサテンのダブルフェイスを使ったからです😅
なので、ベルベットでも、グログランでも何でも構わないです。
あくまでも本に載っているバッグに使用しているのはサテンのダブルフェイスなので
本には「4センチ幅のダブルフェイスのサテン」と書いてありますが、
好きなの使って作ってください♪
~という様な事を本に書くスペースは無いです💦
サービス精神でいろんな情報を盛り込もうと思っても、限られたページ数では
取捨選択がとても重要です。
いよいよ次回、本当に『作り方』です💦
アトリエ生徒さんの作品
「縫わずに素敵なグルーバッグ」より
chiharuさんのミニクロ
junkoさんのミニクロ
kazuちゃんのミニクロ
mariさんのガレットバッグ
9月30日にKADOKAWAから発売されました♪
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「がま口バニティ」のワークショップを開催いたします。
生地は当日お選び頂きますが、モコ生地をご用意いたします。
9/30発売の『縫わずに素敵なグルーバッグ』にも掲載される
カルトンもケント紙も使わない、JGBAオリジナルの縫わないソフトな
『がま口バニティ』です♪
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目からウロコのアイディア等レクチャーいたします!